股関節コンディショニング メニュー10種目

股関節コンディショニングメニュー10種目

アスレティックトレーナーの中谷大志です。

股関節のコンディショニング メニュー10種目を紹介します。

このメニューを行う目的として、、、

  • 腰痛予防・改善
  • スポーツ選手のウォーミングアップや日々のコンディショニング
  • 下肢怪我時のリハビリ・再発予防
  • デスクワーク・在宅勤務の合間

このような状況が当てはまると思います。

特に、私が現在、関わっている野球やその他の回旋運動を多く伴うスポーツは、腰痛の既往があったり、発症するアスリートが多い傾向があります。

腰痛の原因として、腰そのものに原因があることは少なく、腰に分離症や腰椎ヘルニアなどの疾患があったとしても、正しく動かせば痛みなくスポーツを続けることが可能な場合が多いです。(損傷の程度によります)

先ほど、回旋系のスポーツに多いと書きましたが、腰の構造上、身体を捻る動作や回すような動作には、ごくわずかしか貢献しません

では、野球選手ならよく聞く「腰の回転で打て!」「腰をキレ!」は?

もちろん、指導者の方は技術を伝える感覚的なところでそのような表現を使われているのだと思いますし、私もこのような勉強をする以前、プレイヤーとして野球をしていた時は「腰を回す」ような意識もしていたと思います。(実際に最後は腰椎分離症でプレーできない日々が続きました(>_<))

本当の回旋動作は”胸郭”(胸椎・肋骨・肩甲骨)と”股関節”の動きが大きく貢献しています。

つまり、腰部を挟む上下の動きをいかに出せるかで、間に挟まれた”腰”への負担の増減が決まります。トップアスリートになるほど、練習量や回数、強度のが増えるためこのようなコンディショニングを行うことで、いかに「身体の変化に気付けるか」「腰痛発症前に防げるか」が重要になります。

以前、紹介したコンディショニングメニュー↓

ショルダーコンディショニング メニュー10種目

 このショルダーコンディショニングメニューとともに、今回の股関節コンディショニングメニューをウォーミングアップや日々のコンディショニングに取り入れることをオススメします

また、発症してしまった際に、「ただ安静」にするのではなく痛みのない範囲でこのような基本的な動きをしっかりと獲得することにより、プレー復帰までの初期段階のリハビリがスムーズにいき、「早期復帰」「再発予防」に繋がる可能性があります。

防げる怪我は防いで、アスリートとしての寿命を大切にしましょう!

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