「え?ここまでやってもらっていいんですか?」と言われるまで、なぜ “やりきれる” のか?

兵庫県神戸市にある「アスリート・運動愛好家の秘密基地」パーソナルコンディショニング施設【C.P.A.】Conditioning Place Ambitious 代表の中谷大志です。

珍しく意味深?なタイトルにしてみました。気になりましたか?笑

これは、チームに帯同しているときに選手から良く言われていたセリフです。

特に新しく帯同するチームや新しく加入した選手などに良く言われます。

そのセリフを現在のパーソナル指導という立場で関わっているアスリートにも言われたのでちょっとその辺りの自分のマインド整理を含めて書き起こしてみようかなと思っての今回の内容です。

ですので、この記事そこまで有益な内容ではないことを先にお伝えしておきますね、、、^^;

分かりやすい言葉を使うと、関わる選手に私自身は損得勘定を抜きにしてまずは”とことん尽くす”タイプの指導をします。悪く言えば ”尽くしすぎてしまう”?タイプでもあり、監督コーチなどの立場からみたら「そこまでしなくていいよ!」とも言われがちです。

ここで一旦、”尽くす”という部分にフォーカスして自分を客観視してみると、、、

まずは、自分が全力で愛情を注いだり、献身的な姿勢を見せないと目の前のアスリート(及びチーム)との関係性は始まらないという考えがあります。

相手がどんな性格とか、どんな立場とか、何歳とか関係なく、まずは自分という人間を表現して想いを伝える、その上で相手の反応を確認して次のアプローチやコミュニケーションの取り方を選んでいく。

といった方法をとっているなぁと、いま冷静に自己分析して感じました。

その初手でタイトルにした「ここまでやってもらっていいんですか?」という反応が返ってくることが多いです。

同じそういった反応でも、すごく極端な表現をすると「やってもらってラッキー」「助かった」とかで終わるのと「本当にありがとうございます」「絶対何かでお返しします」という大きく2つに分かれます。

上記のような言葉に実際には出さなかったとしても、空気感や態度みたいなところで感じるものは両者の差はすごくあるのはイメージできると思います。

ここで勘違いして頂きたくないのは「感謝して欲しいからやってる」のではないと言うことです。

それに関しては ”このチーム” や ”この選手” にとってコレが必要!という自分自身の想いから勝手にとっている行動でもあるので、それに対して「おいお前ら俺にもっと感謝しろよ!」だと「いやいや、勝手にやってることやしそんな事言うならやらなくていいです!」ってなると思います。笑

一度そうやってこっちから行動することで、その反応の違いで、次におこなうアプローチは大きく変わってきます。そうやって自分自身はチーム帯同時にも、各選手に対して微妙にアプローチを変えています。

このことは「大志さんはどう選手とコミュニケーションを取ってますか?」と聞かれた際に、30人いたら30通りの性格や、各選手との共通言語みたいなものを持って接するというような表現して答えたりしています。

遠回りしましたが、なぜそこまで自分から損得を考えずに尽くせるのか?

と思われる方も一定数(というかほとんど?)いると思うのでその事について書いていきます。

私自身、今は個人に対して指導するような施設を構えての挑戦を始めましたが、これまでチームスポーツでチームスタッフ(トレーナー)として働いてきました。

学生時代からチームで働くことをイメージしてきたことや、純粋に性格的な問題でチームとして個々がひとつ物事に取り組んでいく過程が好き!などの想いも重なり、働き出しの1年目から苦しいことさえ、最後は楽しいと思えるぐらいの日々を過ごしていました。

それは、何を隠そう、目の前にアスリートがいるからそういったことも報われる瞬間があるのは言うまでもない事実です。そうやって助けてもらって、キツイことも乗り越えてこれた経験を重ねる中で、闘うアスリートに対してのリスペクトと感謝の気持ちを第一にまずは、振り切った献身的な姿勢と想いをぶつけるスタイルが確立していったのだと思います。

だって、目の前に選手やチームが存在しなければ自分の職業は成り立たないわけですからね。

→もちろんやってあげるばかりでは選手自身の成長を妨げるのでそればかりではないですよ!でもまずは、そのコッチからアプローチする過程がないと何も選手に響かない、伝わらないと言うのは割と強めに想っています。

それが毎日働いてると「選手が目の前にいること」が当たり前になってしまうことがあります。人間っですので、俗にいう慣れみたいなものです。それを日々、戒めるためにも私自身は多少オーバー気味に行動している気もしますが、常に念頭に「目の前の選手ありきでの自分の仕事がある」ということは置いて仕事をしています。

それが、「え?ここまでやってもらっていいんですか?」と言われる、いや言わせる、まで”やりきれる” 背景です!

あとは、求めらていることの少し上を意識して何事も提供するというMYルールはあります。

例えば「時間ないから、悪いけど人数分おにぎり買ってきて!」と頼まれた際に、飲み物やお手拭きなども添えておくといったとこでしょうか?さらにゴミもまとめやすいように小さい袋なども人数分つけておくとか。

「そんなん当たり前やん!」って感じた人は当たり前のレベルが高くて、ナイスです!

ただ、要件は「おにぎりを買ってくる」なのでそれだけでも任務完了していますので、それも正解でその先はただの善意ですよね、、でもその ”ひと手間” がいろんな場面で、特に組織においては大切だと個人的には思っているのでMYルールになっています。

→ 大事なのは、お節介と思われてもマイナスにはならないレベルの “ひと手間” ですね。

話がおもっっきりそれました。。

チーム常駐という働き方から、違う自分への挑戦を試み、やはり簡単ではない難しさを感じて苦戦している今、その想いやスタイルはチームであっても個人であっても変わらないし変えれない「こだわり」なのかなあと考えながらこの文章を書いています。

話をゴリっと最初に戻して、パーソナル指導をさせていただいている選手から当施設ではなくチームでの取り組み方のアドバイスをさせてもらった時に「こんなことまでしてもらっていいんですか、、、ほんまにありがとうございます!」という反応をもらって、このマインドはブログに残しておこう!と思いました。

”ひと手間”とかいう表現もしましたが、こんなことまでやってあげてるというよりは、何度も言うように「目の前の選手ありきの仕事」なので、

「ボクを頼って頂いてありがとうございます」「見させてもらうプレーやそれまでの過程で心動かせてもらっています」に対しての感謝の気持ちみたいなもんです。

要するに、どっちが偉いとか、どっちのお陰とかはなく、お互いがお互いのことを想ってGood vibesになれるような関係性が理想的だと再確認した出来事でした。 

チームで働いていた経験から、チーム所属選手であっても、そこで置かれた立ち位置やチームの取り組みに合わせたアプローチも対応可能です。

何かお悩みの際には是非一度、ご相談ください!

個人、チーム単位など出張でのセッションなどもおこなっておりますので是非お気軽にご連絡ください!!

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