スポーツ現場でチームトレーナーとして働いています、中谷大志(鍼灸師・AT・CSCS)です。
新年、明けましておめでとうございます。
直接関わりのある方々、ブログやSNS上の関わりの方々、皆様本年もよろしくお願いします。
2023年、令和5年、卯年、スタートしました!
昨年は、30代のスタートと共に、働く環境を変えた1年だったことを考えると、数十年後もこの2022年という1年は節目のひとつとして思い返すことになるかなと思います。
環境の変化を選んだ心境はこちらから↓
みなさんは、個人的に”思い出に残る年”はありますか?
環境が変わったといえど、競技は変わっていませんので、1年のリズムはほとんど同じです。
まだまだ「野球呪縛」からは離れません、、
よく周りの人から「ずっと野球に携わりたいんでしょ?」とか「目標のプロ野球で仕事できて良かったね」とか言われるのですが、正直野球に拘ったことは1ミリもありません。笑
確かに、私自身小学校2年から大学まで野球ば〜〜っかりの人生だったので古くから知ってる人からすると「私=野球」の方程式は刷り込まれていると感じます。(^^;;
拘ってないからといって、野球が嫌いとかではなくて「どのスポーツ現場でも対応できるトレーナーでありたい」というポリシー?とその他の自分の経験したことのないスポーツに関わることで気づくことの多さにも魅力を感じているからです。
(3年間現場経験させて頂いたアメリカンフットボールが自分の中ですごく大きい、、)
ただ、まだ野球にご縁を頂いているということは、精神的にも肉体的にも色んな試練をくれて成長させてもっらた野球界で「お前ができることを一生懸命やれ」と言われているような気もするのでガンバリマス!
話がゲキソレしました、、(激しく逸れました)
諸先輩方からすると、まだまだ駆け出しのトレーナーではありますが、数年経験を積んでいるうちに周りの同級生や知り合いの方々が治療院やジムを開業したり、どんどん挑戦しているのが目に映ります。
この12月からのオフシーズンを通して、ご挨拶を兼ねて色んな方に会いました。
(1月も時間が許す限り色んなところへ足を運びたい!)
その度にぼんやり思ったのが、
「いつまでこの仕事(スポーツ現場)を続けるべきなのか」
競技には拘ってはいませんが、「スポーツ現場に出る仕事」には拘ってやってきました。
スポーツ現場で働くということは、必然的にひとつの組織の一員になるということです。
自分の起こす行動一つひとつを同業者(トレーナー)以外も含めて各所のチーム関係者と情報共有しながら仕事をしなければ成り立ちませんし、状況によっては自分の想いと相反することでもチーム方針としてそちらを選択せざるを得ないこともあります。
どの会社(組織)でもそんなこと当たり前ですよね。。
この時期は特にですがオフシーズンのプロ野球選手の自主トレなどで、それぞれが信頼するトレーナーのもとに行ったり、自主トレチームを組んでそこにトレーナーを呼んだりといわゆる「チームトレーナー以外の方」のもとで大切な時期の身体づくりやスキルアップに励んでいるのがSNSなどでみれます。
上記の様なトレーナーさん達も責任感MAXで一生懸命、選手のために動かれていることと感じていますが、選手がその方々を選んでいっている以上「自由度」は確実に確実にチームトレーナーよりはあります。
そのあたりの詳細はこちらで語っています↓
いわゆる、「色が出せる」ということです。
例えば、ウエイトトレーニングを主に行ったり、ランニングメニュー、動作改善系などを主で行なったり、「特徴を出しやすい」(←それを選手も求めていることが多い)といったことです。
正直なところ、「楽しそうで羨ましいな〜」とか思ったりします。笑
(語彙力ないですけどホンマにそんな感じ。。)
そういうのも含めて、
「俺ってチームで働くの性格的にあってんの?」とか「現場じゃない方が自分の特徴発揮できるんちゃうの?」といった邪念?から
「いつまでこの仕事(スポーツ現場)を続けるべきなのか」
とぼんやり思ったりします。
そんなことを考えつつ新しい環境で1シーズンを終えたオフシーズンを過ごしていました。
つい先日のこと、専門学校の恩師や仲間との新年会があり、お酒も入りたわいもない会話から、
「数年前に選手に対して我慢できず感情的になってしまったことがあったけど、その選手達がちゃんと目標の道に進めたり、後々結果が出たりしてその後も度々連絡をくれるのがすごく嬉しいんですよね〜」
という話をしたときに恩師から、
「それは、なかなか誰にでも出来ることではない。チームにいたら保身にはしるトレーナーがほとんどや。感情的になっても聞いてもらえたり、心に残っている関係性を築けているから今もそうやって頼ってくれるんやろう。そのままでええんちゃうか。」と。
赤ワイン×5ぐらい、イッてましたが「ハッ」とした瞬間でした。
自分の知識や勉強したことを伝えて選手を良い方向に持っていくのもすごくやり甲斐のあることですが、我々のようなシーズンを通して現場にいる「チームトレーナー」という人間は、選手の状態が良い時も悪い時も、ヒトとして支え寄り添ってシーズンを歩んでいく大切な仕事があります。
そんな成長を、こんな近くで見守れる、いや一緒に成長していける仕事はなかなかないなぁ、と恩師の何気ない会話の中から、改めて感じました。
もちろん、「ヒトとしての成長」や「選手との関係性」だけではなく、私自身のトレーナーとしてのスキルアップも抜かり無く、”意気消沈”せず”日々精進”していかなければ「ただの良いヒト」で終わります。
2023年シーズンも同チームで働かせてもらえることになった(単年契約です!)ので、今年で2年目にはなりますが今年も人生に置いて思い返す1年になるような濃ゆい1年にしたい!
皆さんそれぞれの立場や環境があると思いますが、自分の想いを大切に頑張っていきましょう!!
私も、目の前のアスリートのためにまだまだスポーツ現場で命を削ります!
もうちょっと、ブログの更新頻度を上げたい。。
今年の目標のひとつにしておきます。。(小声)
最後までお読み頂きありがとうございました。
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“いつまでスポーツ現場での仕事を続けるべきなのか?「ハッ」とさせられた恩師の言葉。” に1件のコメントがあります