将来就きたい職業ランキング 〜トレーナーって〇〇位?〜

スポーツ現場でチームトレーナーとして働いています、中谷大志(鍼灸師・AT・CSCS)です。

今回は、トレーナーという職業について、現在働きながら考えること、考えてしまうこと、考えなければいけないことを書いていきたいと思います。

(ほとんど自分の頭の整理です。。)

これを読まれている皆さんはどんな職業に就いていますか?

まだ学生の方はどんな職業に就きたいとお考えでしょうか?

ちなみに、、、

高校生が選ぶ将来就きたい職業ランキング2022年

保育士、美容師、教師、CA、SE、、、

小学生とかではYouTuberなどが上位ですが、高校生ぐらいが1番リアルですかね ^^;笑

しかしながら、憧れている人という項目にはYouTuberが堂々の1位にランクイン。

「時代やな〜」という声が同世代や、その上の方々から聞こえてきそうです。

では、現在の自分の職業はどうでしょう?

今、ご自身がその職でご飯が食べられているのは、素晴らしいことだと思います。

私も紆余曲折あり(経緯を話すと長いです、、)この職を選んで、2022年現在は決して裕福ではないですが生活できています。

当然のことながら?「アスレティックトレーナー」「鍼灸師」「S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ」などといった職業がこういった、巷のランキングに入ってはきませんし、誰かに自分の職業を説明する際には、具体的な説明が必要です。

(説明しても何となく理解してもらえる程度、、)

そのような認知度で目指す人口も少ない ”この職業” が今後発展していくのか?必要とされるのか?といった不安を少し覚え始めたので今回、この内容で書いています。

裏を返せば、この職業を目指す人が少なければ「ライバル減るしずっと仕事あるからラッキーやん」と思う人も出てくるでしょう。

残念ながらそれが今の現状かも知れません。

現場レベルで働いているとしばしば「誰かトレーナーいませんか?」という話が回ってきたりします。でも実際にトレーナーになりたいと思っている人は少ないし、なりたかったのに、それで生計を立てることができずに断念したり、、

需要と供給がマッチせず(どこかには死ぬほどやりたい人はいる)、少しずつの入れ替わりはあるものの、同じ人が同じ業界でぐるぐる回っていたり、広がりという面では小さいと感じます。

そういった悪循環から、一般的にはなかなか職業としてのトレーナーが認知されず、浸透しないことでより一層、そこに割く予算(我々の給料)が縮小されたりしていくのではないでしょうか。あくまでも憶測です。。

やりがいはありそうで、楽しそうやけど、「労働時間長いし、稼がれへんし、、」と。

「なりたい」と思う根源にはやはり「かっこいい」があると個人的に思っています。

親の姿を見て同業の道に進む人が多いのも、幼少期から見て育ったかっこいいい姿が何となく焼き付いているのではないでしょうか。

すごく、個人的な話ではありますが、私の姿を幼少期から見ていた従兄弟(12歳下)が「トレーナーになりたい」と高校に入ったあたりから言い始めました。

彼自身の高校の部活にトレーナーさんが指導にきてたことも大きいと思いますが、親戚にそれを仕事にしている私の存在も少なからず影響していると思います。

身近でこういう経験があって以来、私自身、現在のチームトレーナーという職業の”みられ方”を数年前から意識し始め、このブログもそうですし各種SNSでも発信している所存です。

(ですので、トレーニング方法や治療方法だけではなく、感情的なリアルなところを可能な限りむき出しにしています、、お察し下さい、、笑)

それをやりすぎて一度、失敗したのはここだけの話、、、^^;

2021年まで務めた社会人野球チームでともに裏方としてチームを支える仕事をさせて頂いた、サンビースポーツ株式会社の清水社長と「職業」についてお話した際には本当に共感しました。

サンビースポーツ株式会社:清水社長の記事はこちらから

サンビースポーツ株式会社:清水社長の記事はこちらから

アマチュア野球のグラウンドキーパーは、定年退職されたシニア世代の方が多く活躍されている一方、弊社は若い人材に携わってもらいたいと思っているんです。というのも、やむを得ず野球から離れなくてはならなくなった選手や学生に、野球に携われる場として、グラウンドキーパーの仕事の魅力や楽しさを感じてもらいたいからなんです。

https://www.business-plus.net/interview/2109/k6537.html

主に、グランド整備や練習、試合のできる環境づくり、時にはそれ以外の要望まで一生懸命チームのために行動する社長を先頭に、サンビースポーツの社員の方々には、サポートする側としての心得をたくさん勉強させて頂きました。本当にカッコいいと思える。

社長から実際に聞いたことですが、この仕事をひとつの職業として広げるために「グランドキーパーってカッコいい!」と思ってもらうことが必要だと。作業着や作業靴など揃えられて、見た目も”ちゃんとする”ことを意識されていました。

もちろん見た目だけではないその働きぶりはまさにプロフェッショナルでチームになくてはならない存在でした。

これは、我々トレーナーにも共通することで、スポーツ現場でアスリート相手に仕事している以上、体型や服装といった身だしなみの部分で”悪い意味”で目立ってはいけないと思っています。

良い意味でも目立つ仕事ではないですが、、、笑

これは個人の見解なので、どう考えるかは自由ですが、私は少なからず「トレーナーってカッコイイ!」と思ってもらえるように意識しています。

(特に今の現場はメディアに映ったり、ファンの方が観にきたりも多い場所ですので、余計に、、)

みてくれだけのフェイクにならないように、この職業の認知度が上がり、価値が評価されるように微力ながらでも日々精進します!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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