アスレティックトレーナーの中谷大志です。
GWですが、練習や試合もすることができず、だからといってどこかに出かけることも誰かに会いに行くこともできない。
日本国民のほとんどが同じような状況ですよね。
その中で比較的普段より余裕のある時間をどう過ごすか?
高校野球部時代に寮生活を経験して、ルールが縛られた枠の中で過ごした3年間から実家近くの大学に進学したため実家暮らしにのある程度「自由が許される環境」になった時に、実はルールが無い方が難しいことに気づき少し苦労したことを思い返しました。
思い返せばそれが少年”中谷大志”が自立していく1歩目だったのかも知れません 笑
いざ、自由な時間やある程度の余裕が生まれると「計画性」や「目的意識」がハッキリしないとすごくもったいない時間を過ごすことになります。
自主トレ、自主学習などをする際も同じだと思います。グランドや机に着いてから「よし!何しよう?」では遅い、、、
〇〇がしたいから何時にグラランドにきて何分ぐらいで終わって、次に●●して何時頃で切り上げよう!ぐらいまでは決めないと充実できないと思います。
仕事や学校などの縛りがなくなる休日ほど1日の流れを前日に決めて、そこから逆算して「何時に起きる」から計画すべきだと思います。「やること」を決めていれば多少自分へのご褒美で寝坊したとしてもスムーズにリスタートできるはず。
完全に個人の意見と性格の問題ですが「起きた時間で予定を決める」スタイルはあまり好きじゃない時間の使い方でよっぽどの疲労感やモチベーションが低いとき以外は避けます。(あくまで私の意見ですので 笑)
ちなみに、私は普段から時間が足りない自分追い込み型人間なので、特に「暇やな〜」って一回もなってません。逆にやる事増えた?って感じですね^^;
そんな、いつも忙しそう?なスポーツチームの専属トレーナーって何してる??
というのが今日の本題です!
スポーツ現場で働くトレーナー目指す学生さんや現在治療院や施設で勤務していて現場に興味がある人は気になるところかと思います。
チームによってトレーナーの数や契約内容は違って一概に「チーム専属トレーナー」はこれをやる人!というのは難しいですが、現在の私の場合で少し紹介させていただきます。(資格や呼び名も様々でその辺りはこちらにまとめています)
私は、社会人野球の企業チーム(選手は毎年約30名)でトレーナーとして1人体制で働いています。
資格としては、、、
・鍼灸師
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・NSCA公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
などを所有しています。
外部の治療家の先生やトレーナーさんにお世話になっている選手も数名いますが、チームスタッフとしては1人なので、大まかに言えば「身体に関すること」は基本的に私の仕事になります。
また、社会人野球はその他スタッフも多くないチームも多く、トレーナーの仕事ではない事もチームスタッフとして献身的に行う事もあります。(もちろんトレーナー業との兼ね合いの中で)
そのようにな環境でトレーナーとして働いていくには、帯同チームにとって何が必要とされているか?を理解して上で「自分のトレーナーとしての軸(スタンス)」を決めた方が良いと思います。
私の中では、治療家(鍼灸師)でもありますが「予防」しながら「パフォーマンス向上」を意識して日々取り組んでいます。
大きな理由としては、限られたアスリートの寿命の中で怪我で離脱する期間は無い方が良いからです。スポーツなのでもちろん突発的な怪我はあります。
ですが、「後悔する怪我」いわゆる準備不足、コンディション不良などは出来る限り避けるべきだという考えです。
ただ「そんなヌルい考えで何がパフォーマンス向上やねん」!誰かに喝をいただきそうですが、「予防」は決して「過保護」にすることではなく、ときには倒れるぐらい追い込むトレーニングも怪我予防のために計画するプログラムの一つであり、達成すべき目的目標に向けて準備の一環なのです。
以前、取材していただいた記事
『トレーナーの仕事は「治療」だけではない? 日通野球部の中谷さんが重視する「予防の意識」』
↑で実体験を踏まえてその辺りを上手く聞き出して頂いているので興味のある方は読んでみて下さい!
また、1年以上前にこのブログに書いた記事、『チームトレーナーとして意識していること』や『チームトレーナーてして飯を食った1年間』を自分で読み返しても、良い意味で少し柔軟に(大人に?)はなっているものの、この意識は健在しております!!気になる方は読んでみて下さい。うるさいぐらい同じ事言ってますので 笑
少し内容は被りますが、日々行なっている仕事内容に関しては母校の大阪ハイテクノロジー専門学校の
↑で簡単にまとめられています。各仕事の内容の詳細に関しては、今後このブログ等で体験談や反省、現在の課題なども交えて深掘りしていければ少しでもこの仕事に関して知って頂けるかなと思います。
確かに、チーム専属トレーナーはプライベートな時間は作りにくく、体力的にも精神的にもギリギリのところで闘う時期も多くありますが、それを全て吹き飛ばしてくれる「最高の瞬間」「感動の瞬間」を肌感覚で味わえるのがスポーツ現場の仕事です!(専門職あるあるですかね?)
では✋引き続き、国民の生活を支えてくださっている全ての方々に感謝して
Stay Home Stay Strong!!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今ブログ内容問わず、質問やご意見等ございましたらSNSなどを通して遠慮なくご連絡下さい(^ ^)!
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